pnpm audit
インストールされたパッケージの既知のセキュリティ問題をチェックします。
セキュリティ上の問題が見つかった場合は、 pnpm update
を使用して依存関係を更新してください。 単純な更新ですべての問題が修正されない場合は、 オーバーライド を使用して、脆弱性のないバージョンを強制します。 たとえば、 lodash@<2.1.0
に脆弱性がある場合は、こ のオーバーライドを使用して lodash@^2.1.0
を強制します。
package.json
{
"pnpm": {
"overrides": {
"lodash@<2.1.0": "^2.1.0"
}
}
}
または、 pnpm audit --fix
を実行します。
プロジェクトに影響がない脆弱性を許容したい場合は、 pnpm.auditConfig.ignoreCves
の設定を使うとよいでしょう。
オプション
--audit-level <severity>
- タイプ: low, moderate, high, critical
- デフォルト: low
監査レベルが <severity>
以上のアドバイザリーのみ表示します。
--fix
脆弱でないバージョンの依存を強制するために、 package.json
ファイルにオーバーライドに関するフィールドを追加・追記します。
--json
JSON形式で監査レポートを出力します。
--dev, -D
devDependencies のみを監査します。
--prod, -P
プロダクションの dependencies のみを監査します。
--no-optional
optionalDependencies
の監査をしません。
--ignore-registry-errors
レジストリが200以外のステータスコードで応答する場合であっても、プロセスを0で終了します。 したがって、プロセスは、レジストリが実際に見つかった脆弱性を正常に返した場合にのみ失敗します。